2025年12月16日
目黒区学校歯科会 ―養護教諭との合同研修会-に参加
先日、校医と養護教諭との合同研修会が目黒区歯科医師会館で開催されました。
毎年、養護教諭からの要望により、テーマを決めています。今回は“お口や歯のケガ”についてと“矯正治療の必要性”についてのお話を2人のエキスパートの先生から伺いました。
まず、“歯の外傷について”東京医療センターの別所先生による講演がありました。
活発に動く児童・生徒の日常或いはスポーツ時の歯の破折や脱臼、唇や舌の損傷に対する応急処置法やその後の対応として学校医あるいは病院への搬送についてのお話がありました。
また、学校歯科医師会の副会長である吉田先生から“噛み合わせと矯正治療”についての講演があり、現代っ子の柔食による噛む力の低下は咀嚼筋の筋力低下や顎骨の矮小化に繋がり、不正咬合の発生に影響していると指摘されました。そして顎骨の成長期である児童の不正咬合に対する矯正治療の必要性をお話しされました。



