2019年06月08日
大阪でのアライナー研修会
先日、大阪で開催されたアライナー研修会に日帰りで参加してきました。
アライナー治療経験の長い5人のドクターの発表がありました。
とくに西東京でご開業の郷家先生はアライナー症例での小臼歯抜歯症例について話されました。
アライナー法による抜歯症例は難易度がとても高く、様々なテクニック、知識が必要とされます。
このような会に様々な大学、バックグラウンドの違う矯正専門家が集まるのは不思議なことと感じます。
今までのワイヤー法では我々ベテランの域に差し掛かっているドクターは他人の意見を取り入れにくい処があります。
もうすでに20年、30年の臨床経験があり、それぞれ自分の治療法はある程度確立しているからです。
しかし、アライナー法は違います。この方法が日本で浸透し始めて10年も経っていません。
もちろん大学でも習っていません。
アライナー法の知識を得るためにはこのようにドクターが集まって貪欲に知識を蓄積させ、勉強し合って行く必要があります。今までの矯正歯科の知識だけではこの方法はできません。
今日の参加ドクターは東京歯科、日大、大阪歯科、日本歯科、鹿児島大出身の先生方でした。