2023年12月19日
アライナーだけでは難しい?! その2
アライナーだけでは難しい?! その2
―小臼歯の捻転除去に部分的ワイヤーを併用―
アライナー矯正法は優れた治療法ですが、補助の方法が必要な場合があります。
この患者さんはアライナー(マウスピース)法による矯正治療を予定していますが、下顎左側第2小臼歯の約90°捻転(回転)しています。このような場合、アライナーだけでは治療遂行が困難です。
アライナーが不得意な歯の移動を他の方法で行った後で、アライナー法に戻って治療を継続していきます。
部分的なワイヤーによる歯の回転を行う
3か月後に回転の除去が完了し、適正な向きになりました。
これからアライナー矯正の始まりです!