2023年10月27日
アライナー(マウスピース)だけでは難しい?! その1
アライナー(マウスピース)だけでは難しい?! その1
―ワイヤーを部分的に応用した症例―
アライナー治療中に局所的に歯の動きが停滞する場合があります。そんな時にアライナーだけに固執していると治療の進行が遅れてしまうことになります。
ここで1例を紹介します。
下顎両側第2小臼歯(5番目)が前方の歯に引っ掛かり、出て来れない状態です。
アライナーはこのような状態を解決するのが不得意です。
一時的に部分的なブラケットとワイヤーを併用します。
2か月後、第2小臼歯の引っ掛かりは解消し、再配列されました。
これで、アライナー矯正治療を再開可能となります!