2022年11月28日
学校歯科保健研修会に参加して
先日、学校歯科保健会の研修会をオンラインで受講しました。
今回のテーマは“歯の外傷について”です。
講師は東京歯科大学口腔健康学講座准教授の大多和由美先生でした。
学童期の子供達に多い転倒やスポーツなどにより、歯が抜けたり、折れたりした場合の応急処置について解説されました。
歯が抜けた場合
学校なら抜けた歯を保存液に浸けて歯科医院に持っていきます。保存液は保健室に必ず常備しています。保存液がない場合には冷たい牛乳に浸けるか、ラップに包んで歯科医院に持って行きます。土が付いたからといって抜けた歯をゴシゴシ洗うことは禁忌です。
歯が抜けた時の大切なこと
- 歯を乾燥させないこと
- 歯の根っ子の周りを強く洗わないこと
歯の周りの付いている線維(歯根膜)の保存が大事!