今年で第30回を迎えた日本成人矯正歯科学会大会をオンライン視聴しました。

今回のテーマは“様々な最先端治療について”と題し、各方面で活躍されているドクターによる最新情報の講演を聞きました。

東北大学の溝口教授は“咬合平面を考慮した矯正治療”を題し、通常の臨床ではすり抜けてしまいがちな重要テーマを講演され、また歯周病専門医の牧草先生は歯と歯肉の関係をBiological width に着目しながら話されました。

海外からはドイツのDr. Wilmesがベネスライダーというアンカースクリューを用いた大臼歯遠心移動に用いる装置について話されました。

さらにDr. Kaiが現在の米国の矯正歯科研修医や若い矯正医の現状について、また歯科医師を通さないで患者に提供するマウスペース矯正について興味深い話題を提供されました。

今回は様々なテーマについての講演を視聴でき、刺激になった大会でした。