今夏から東京都学校歯科医会学術委員に任命され、最初の会議に出席してきました。

市ヶ谷の日本歯科医師会館で行われ、委員長には東京医科歯科大学矯正学教室の小野教授が就かれています。

この委員会の目的は“学校歯科健診における歯並びと矯正治療について”をテーマとする冊子を2年間のうちに発行することにあります。

学校健診では長年に渡り、むし歯の発見やその予防対策を中心に取り組んできました。そして学校、校医、親御さんや子供達のご協力によりその効果を挙げてきています。

次のステップとして歯並びや噛み合わせとその治療について多くの校医の先生方に理解を深めて頂くことにより、より一層の学校健診の意義を高めて行こうという趣旨でこのプロジェクトが発足しました。

単なる見た目だけでない、子供達の健やかな成長のための矯正治療について理解を広めていけたらと思っています。