2020年12月21日
2020年を振り返って
今年はコロナ感染症による未曾有の年になってしまいました。
皆様も感染予防に気を使う日々だったと思います。
このような中で当医院も感染に注意を払いながら診療を行った1年を振り返ってみたいと思います。
1.子供用(6~10歳頃)のマウスピース法の導入
昨年から日本でも導入開始された子供用のマウスピース法(Invisalign First)を取り入れ始め、予想以上の効果を発揮することが分かりました。
マウスピース法は今までのワイヤー法のよる矯正治療へのハードルを低くした方法です。
*ワイヤー法による矯正を躊躇してしまう理由
1)歯みがきによる虫歯の心配
2)子供の場合、装置の破損により約束以外の日にも応急処置のために来院が必要になることがある。(忙しい保護者にとって大きな負担になる場合があります。)
後日、ワイヤー法とマウスピース法の利点・欠点についてホームページにて解説予定です。
2.アジア初の国際矯正歯科大会でのオンライン講演を行いました
秋には第9回国際矯正歯科学大会が横浜パシフィコで開催予定でしたが、コロナ拡大のためにオンライン方式で行われました。世界からの有名教授やドクターに交じって私も学会から講演を依頼され、“矯正治療と歯周病の関係”について約30分講演を行いました。英語での講演を行いましたが、台本作り、英訳、練習を重ねて無事にオンデマンドで配信されました。
私にとって大きな大会での英語発表を終え、大きな仕事を終えた感触があります。
来年もコロナと上手く?付き合っていく必要があるようですが、少しでも良い方向に向かうことを願っています。