ドクターかみやすのブログ

2019年09月10日

日本病巣疾患研究会での発表

先日、第7回日本病巣疾患研究会学術集会で発表してきました。

この会は医科と歯科が融合した珍しい研究会です。医科は耳鼻科、皮膚科、腎臓内科、小児科など様々な分野からの参加があります。

病巣(歯周病、歯根病巣、上咽頭、腸内など)の炎症が体中に波及することにより、遠隔地(一見、関係ない場所)でいろいろな病気が引き起こされます。依然はその原因は分からず、対症療法だけ行われていましたが、次第に原因が解明されてきました。ですから、ひとつの分野だけではできない連携が必要な新しい医療の分野です。

今回は歯科と掌蹠膿胞症(全身の皮膚炎)との関係発表が多くありました。

私の矯正分野も上咽頭炎症→口呼吸→不正咬合と関連性があることから、数年前から所属しています。しかし、矯正医は数人しか参加していませんでした。

今回は”見た目だけでない子供達の健康のために正治療ができること“と題し、発表してきました。反響はどうだったでしょうか?