ドクターかみやすのブログ

2018年02月16日

学校保健委員会での講話

先日、私が校医を務めている小学校の保健委員会で講話を行って来ました。
この委員会は“子供達の健康状態”を報告するために年1回開催され、教諭、保護者、校医が参加します。
その中で学校歯科医として“口を開けている子供達と歯並び”という題でスライドを使いながらお話ししました。
 
近年、子供達の虫歯の減少は顕著にみられますが、歯並びや咬み合わせに問題のある子供達を多く見受けられます。
そこで、歯並びが悪くなる原因のひとつとして“日常的に口を開けている”ことへの弊害についてなるべく分かりやすくお話ししました。
人は1日に約20,000回呼吸をしています。
正常な鼻呼吸ではなく、口を開けて呼吸する口呼吸は健康に様々な影響を及ぼすことを保護者の方々にお伝えしました。
 
”口は食べたり、おしゃべりする時に使うものです!
              呼吸をするところではありません!“