【小児矯正】治療の流れ
実際に治療を始めるとなると、どのような流れで進むのでしょうか?
少しでもイメージが湧くように、治療の流れをご案内いたします。
分からないことが少しでも減れば、うれしいです。
カウンセリング
※ 用語の基礎知識 装置のことを知る前に、用語についてご説明します
ホームページを見るにも話をするにも、用語がわからないと話がわかりませんので、前もって解説いたします。
ブラケット:歯の表面につけるボタンのようなものです。このブラケットにワイヤーを通してその引っ張り具合を調整して歯を動かしていきます。
ワイヤー:ブラケットに通す細い針金です。
STEP 1 カウンセリング
矯正治療はわからないことだらけです。
分からないことをインターネットで調べたはいいけれど、様々な情報があり、情報が多すぎて却って迷われている方も少なくはありません。
当院のカウンセリングで、お口の中の写真を撮り、矯正をする必要があるかどうか?する場合どういう方法になるか?など納得いくまでお話しましょう。
(初診カウンセリングは、費用は掛かりません)
「どれくらい痛いの?」
「どれくらいかかるのか?」
「費用はどれくらいなのだろう?」
どれも気になることだと思います。
ざっくばらんにお話ください。
こちらもフランクにお話いたします。
詳しくは、「初診カウンセリングってどんなことをするの?」をご参照ください
STEP 2 精密検査
STEP 3 診断・プレゼンテーション
STEP 4 治療の開始
STEP 5 ブラッシングの練習
詳しくはこのページ下部「お父さん、お母さんの治療中の役割」をご覧ください。
STEP 6 治療・通院
下記の写真のように治療が進んだら、歯並びだけでなく気持ちも変わります。
その日をイメージしながら治療に望んでもらえるとうれしいです。
※この治療には個人差があります
治療前
治療後
2.主訴:前歯のデコボコを治したい
3.診断:叢生
4.期間:2年6か月
5.料金:80万~100万円+調整料1か月に6,600円
6.事前に知ってもらいたい事:歯磨きの重要性、装置破損の可能性
7.主なリスク、副作用に関する事項:最初の数日は痛みがある、虫歯になる可能性がある
8.抜歯部位:上下小臼歯抜歯(4本)
9.治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置
治療前
治療後
1.年齢:B.16歳10か月
2.主訴:八重歯を治したい
3.診断:叢生
4.期間:2年1か月
5.料金:80万~100万円+調整料1か月に6,600円
6.事前に知ってもらいたい事:歯磨きの重要性、装置破損の可能性
7.主なリスク、副作用に関する事項:最初の数日は痛みがある、虫歯になる可能性がある
8.抜歯部位:上下小臼歯抜歯(4本)
9.治療に用いた主な装置:マルチブラケット装置
STEP 7 保定
3~6カ月に一度程度、通院していただきます。
お父さん、お母さんの治療中の役割
矯正の器具をつけたら、今までの歯磨きと同じ方法では、食べカス(プラーク・歯垢)が残ってしまいます。
でも、矯正用のハミガキ練習を練習し、毎日のハミガキ習慣を変えれば、矯正治療中もプラークのないキレイなお口の状態で過ごせます。
そのために、お父さん、お母さんのお手伝いをお願いします!お力を借りたいのです。
「そうは言われても、できるかどうか心配」
「私が子供に歯磨きしてもちゃんとできなくて、子供の歯を虫歯にしちゃったらどうしよう」
そんな不安なお気持ち、分かります。
不安がなくなるまで、当院で指導いたしますのでご安心ください。
とくにプラークが溜まりやすい場所(この部位に気をつけて!)
・歯と歯ぐきの間
・ 歯とワイヤーの間
もう一つ大切なこと
夜、寝る前には上記のプラーク(歯垢)が溜まりやすいところに気をつけて、ていねいにハミガキをします。
このときにお父さん、お母さんがハミガキのチェック、仕上げ磨きをお願いします。
このように磨きます 5つの方法
1.歯と歯ぐきのあいだは横みがきをします。
2.歯とワイヤーの間は毛先を入れて鏡を見ながら磨きましょう!
3.特に奥歯は、前歯よりも背が低いので、歯と歯ぐきの間の横磨きが大切です。
4.歯間ブラシをワイヤーと歯の間に入れて縦みがきをします。
5.専用の毛先の細いブラシで磨くと効果的です。